7日に発生した鹿児島市電のトラブルについて、2台の市電の運転士が同じタイミングで運転操作をしたことによる、線路のイレギュラーな切り替えが原因だったことがわかりました。
7日午前、鹿児島駅前電停に入ろうとした市電の前後の車輪が別々のレールに乗り、市電はガードパイプに衝突しました。
けが人はいませんでした。
鹿児島市交通局によりますと、事故車両がレールの分岐線上を通過するタイミングで近くにいた別の市電の運転士が発車ボタンを押した結果、線路のポイントが車両の前後で切り替わったことが原因とみられるということです。
鹿児島市交通局は設備の仕組みを見直すなど対策をとるとしています。