松江地方検察庁に新しい検事正が着任し、県民が安心して暮らせる地域の実現を目指すと抱負を述べました。

松江地検に7月7日付で新たに着任したのは、建元亮太検事正です。
建元検事正は、東京都出身の54歳で、東京大学法学部を卒業後、1997年に東京地検に入庁しました。
その後、神戸地検の公判部長、千葉地検の刑事部長などを歴任し、2024年からは法務省の法務総合研究所で、アジア諸国への法整備の支援を行う国際協力部の部長を務めていました。

松江地検・建元亮太検事正:
検察の使命は事件の真相を解明して、適正な処分を実現するということにあります。
特に正直者が馬鹿を見るということがないように、不正なことをして得をしている人を適切に処罰していきたいと考えています。

建元検事正は、県内の犯罪情勢について、特殊詐欺など高齢者を狙った事件が目立つと述べ、県民が安心して暮らせる社会の実現に力を入れていきたいと抱負を述べました。

TSKさんいん中央テレビ
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