任期満了に伴う10月の浜田市長選挙で、現職の久保田市長が7月8日、出馬しない意向を明らかにしました。
浜田市・久保田市長:
やり残した事業もありますが、10月の市長選挙には出馬せず、後は次の市長に委ねたいと思います。
久保田市長は、8日に閉会した浜田市議会の6月定例会でこのように述べ、10月に行なわれる浜田市長選挙に出馬しない意向を明らかにしました。
現在74歳の久保田市長は、2013年の市長選で初当選し、石見神楽の日本遺産認定や大手水産会社の工場誘致など、3期12年に渡り、市政の発展に力を注いできました。
浜田市・久保田市長:
大阪・関西万博で石見神楽公演は大変大盛況でした。このことが、私の気持ちの中で一つ区切りかなと思った部分であります。
一方、やり残したこととして浜田郷土資料館の建て替えや、石見神楽の拠点施設の建設などを挙げ、次の市長に引き継ぐ考えを示しました。
浜田市・久保田市長:
神楽の施設というのは、今後どなたが市長になっても絶対必要なものだろうと思いますので、整備して貰って、浜田の石見神楽、石見神楽の街浜田を知っていただきたいなと思います。
なお10月12日告示、19日投開票の浜田市長選には、元浜田市議の西川真午さん、元浜田市議の三浦大紀さん、浜田市で介護事業所を経営する有田康夫さんの3人が立候補を表明しています。