参院選、候補者の訴えをお伝えしています。

「候補者走る」。8日は、富山選挙区で初の議席獲得を目指す、国民民主党の新人です。

*国民・新 庭田幸恵候補
「もっともっと手取りが増える夏を実現したい。日本の政治を変える夏を何としても富山からつくっていきたい」

国民民主党・新人の庭田幸恵候補(57)。

航空会社の客室乗務員や地元テレビ局のアナウンサーを経て、今は人材育成などを手掛ける会社を経営しています。

選挙戦では県内最大の労働団体、連合富山に加え、候補者の擁立を断念した立憲民主党からも支援を受け、ガソリン税の暫定税率の廃止などを実現し、国民の手取りを増やすと訴えています。

*国民・新 庭田幸恵候補
「ずっと国の税収は増えている。『財源がない』、だったら何で給付ができるのか。私たちが求めているのは一時しのぎの現金給付ではない」

公示後は、知名度を上げるため、県内各地での街頭演説に力をいれています。

*国民・新 庭田幸恵候補
「暑い夏だが体育会系なのでガンガン街に出る。会っていない人に1人でも多く会って、国民民主党の政策、私が何をしたいのか伝えていく」

事務所で休憩。

*国民・新 庭田幸恵候補
「つかの間の休憩、クールダウン。今は一番更新頻度が多いXに投稿している」

若い世代にアプローチしようと時間を見つけては、X、インスタグラムなどのSNSを更新しています。

*国民・新 庭田幸恵候補
「街頭演説から街頭演説に行く間に午前中の活動をあげたり、予定が分刻みに決められているので」

自民王国・富山での初の議席獲得を目指し、選挙戦序盤から党の幹部が続々と応援に駆け付けます。

*国民民主党 古川元久代表代行
「ここで自民党が落とし、庭田候補が勝利すれば、富山から日本の政治が変わっていく」

*国民民主党 榛葉賀津也幹事長
「正直に言うよ?2万円ほしいよ。1回きりの2万円の給付金で富山の経済が元気になるかい?日本が復活するかい?給付金ではなくて減税。消費を活性化して現役世代から圧倒的に強くする。今の働く現役世代を徹底的に強くする、守る政策をやらなきゃだめ」

一貫して訴えているのは「現役世代から手取りを増やす」。

観衆には若い人の姿も目立ちます。

「働けば働くほど、ばかを見るのはだめ」
*国民・新 庭田幸恵候補
「変えましょう。そのために出馬したんですから」

自身も「働く庶民」と訴える庭田候補。

強みと自負する「生活者の目線」で県民と対話し、支持拡大を図ります。

*国民・新 庭田幸恵候補
「重い税負担に苦しむ時代に終止符を打つ。本当に生活が苦しいという人も多い。経済政策、物価高対策が一番の争点。税負担を変えていくのは国政」

富山選挙区にはこのほか参政党新人の田保智世候補、NHK党新人の佐藤明候補、自民党現職の堂故茂候補、共産党新人の坂本洋史候補が立候補しています。

「候補者走る」9日は共産党の新人です。

富山テレビ
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