南越前町の南条小学校に8日、能楽を大成した観阿弥・世阿弥の子孫がやってきました。児童たちは、子孫から直々に能楽を学びました。
  
南条小学校では伝統芸能に親しんでもらおうと、文化庁の事業を活用し、能楽師を招いた授業を今回初めて行いました。
 
講師は、室町時代に能楽を大成した観阿弥・世阿弥親子の子孫、観世清和さんら5人で、4~6年生約150人が能楽について学びました。

子供たちは「嬉しい感情は、こんな身振りで表現します」という観世清和さんの指導で感情を表現する能楽独特の仕草などを学び、舞に添えられる七五調の歌「謡」にチャレンジしました。
 
「袴を着て動きにくそうなのに素早い動きもできていてすごい」「独特の音程で謡い上げていてすごかった。もっといろんなのを見てみたい」と子供たちたちは感激し、能楽のパフォーマンスで伝統芸能への興味を深めたようでした。        

福井テレビ
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