秋田県横手市で収穫されたブドウを使ったワインが完成し、関係者が味を確かめました。
横手市大森町では、4戸の農家が大手ワインメーカーのメルシャンと契約してワイン用のブドウを栽培しています。
ワインに使われるのはリースリングという品種で、甘さと酸味のバランスに優れた白ワインが出来上がります。
3日夜の発表会には100人を超える人が参加し、ことしの出来を確かめました。
参加者は「おいしい。どこの地区のワインにも負けない」「辛口が好き。すっきりしていて、すごくおいしい。フルーティでしっかりとしている」と太鼓判を押していました。
生産者は「私は飲める方ではないが、お客さんの反応を聞くと、大森ワインは独特の味がするので好きという人が多い。作業するうえで一番の励みになる。毎日、栽培を頑張れる」と話していました。
大森産ブドウのワインは県内など東北6県で販売されています。
なお、今シーズンは9月上旬にブドウの収穫が始まります。