FNNは5日と6日、電話による調査で参議院選挙の序盤の情勢を探りました。秋田県選挙区は現職の寺田静氏が先行し、自民党の中泉松司氏が追っています。
フジニュースネットワーク・FNNは5日と6日、電話による調査を実施しました。秋田テレビはこの調査とこれまでの取材をもとに、参院選秋田県選挙区の序盤の情勢を探りました。
それによりますと、無所属で現職の寺田静氏は、立憲支持層の約8割を固めたほか、共産・社民支持層の約8割に浸透しています。また、国民・維新支持層の約半数を取り込みました。
自民党の元職・中泉松司氏は、自民支持層の約7割を固めました。また、推薦を受ける公明の支持層は約6割を取り込みました。一方で、支持する政党がないいわゆる「無党派層」は1割程度にとどまっています。
参政党の新人・佐藤美和子氏は、参政支持層の8割以上を取り込みました。また、国民支持層の3割以上を固めたものの、そのほかは支持の広がりが見られません。
政治団体NHK党の新人・本田幸久氏は、支持の広がりが見られません。
こうしたことから秋田県選挙区は、寺田氏が先行し、中泉氏が追っています。佐藤氏は支持の広がりが限定的です。
一方で「決めていない」もしくは「分からない」と回答している有権者もいるため、情勢は今後変化する可能性があります。