運送会社の営業所長らが、国の許可を得ず料金を取って取引先の従業員を送迎した疑いで逮捕されました。
運送会社「軽急便」の元営業所長の橋川達哉容疑者(32)と加藤尚容疑者(49)は、国の許可を得ず料金を取って、取引先の会社の17人を仕事で使う軽貨物自動車に乗せて送迎した疑いが持たれています。
この会社の運転手は本来、荷物しか運ぶことができませんが、電気機器の設置などに行く際に取引先企業の従業員の送迎もしていました。
調べに対し、橋川容疑者は「得意先の客の要望に応えるためや営業成績を上げるためにやった」と容疑を認めていて、加藤容疑者は容疑を否認しているということです。