富山県立山町の森川牧場では、和牛およそ250頭を飼育していますが、連日の厳しい暑さがウシにとってストレスになっていると言います。

*リポート
「ここ立山町は1時半現在、手元の時計では38度になります。この暑さの中、人だけでなく、動物たちもたまらない様子です」

*森川牧場 森川明浩代表
「和牛は暑さに強い方だが、だんだんと暑さで食欲が悪くなる。食べる量が少なくなってくると体調崩したりする。人間と同じで夏バテすることもある」

去年は、異例の猛暑で、生まれた子牛1頭が死ぬ被害が出たそうで、今年は再発を防ぐため牛舎の気温を下げるために100万円をかけてミスト装置を導入しました。

*森川牧場 森川明浩代表
「先月導入したミスト、細霧装置というものをつけた2分おきに2分間ミストが出てくる、下にいるとかなり涼しい」

この牧場では、今月中にミスト装置をもう1台導入する予定ですが、梅雨が明け、到来する本格的な夏の暑さに耐えられるか不安は隠せません。

*森川牧場 森川明浩代表
「多分快適なのは26度ぐらいと思う。今年はやはり暑くなるのが早くて、6月、7月でこんな暑さで、来月は大丈夫か心配している」

富山テレビ
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