大村市で同居していた女性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、7日は被告人質問が行われています。
 
馬場被告は「警察が来たときに初めて亡くなったことを知った」と主張しました。

殺人の罪に問われているのは、住所不定の無職、馬場恒典被告(74)です。

起訴状などによりますと、被告は2009年に大村市の自宅で、同居していた内縁の妻・松永千賀子さん(当時40代)の頭などを鈍器で複数回殴り、殺害した罪に問われています。

7日の被告人質問で馬場被告は「私は千賀子を好いていた。いい相棒だと思っていた」と述べました。

そして、松永さんの死を知ったのは警察が家に来たときだとして「警察に“あなたが殺したとわかっているから警察に来い”と言われ、悲しむよりも腹が立つ気持ちが強かった」と主張しています。

裁判は、午後も続きます。

テレビ長崎
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