店にうその予約を入れ、高級な酒の代金を振り込ませるいわゆる「ドタキャン詐欺」が全国で相次ぐなか、那覇市の飲食店でも350万円あまりが騙し取られていたことが分かりました。
7月2日、那覇市の飲食店に「松本」と名乗る男から予約の電話がありました。男は飲食店の口座に代金を振り込むので、1本32万円の高級シャンパンを11本仕入れてほしいと架空の酒屋を紹介し、2回にわたり合わせて352万円を口座に振り込ませました。
その後、男から酒の代金を振り込んだと装った画像が送られてきたため、従業員は信じましたが、予約の当日になっても酒が届かず、男が店に現れなかったことから詐欺に気づきました。
警察は現金を振り込む前に正当な取引なのかを確認し、不審な点があれば警察に相談するよう呼びかけています。