1か月以上に渡って滞在した民宿で無銭宿泊した疑いで、住所不定無職の男(76)が詐欺の疑いで逮捕されました。
男は代金を支払う意思がないにも関わらず、2025年5月17日夜から6月18日朝まで滞在した北海道美唄市の民宿で、宿泊代金約21万円相当のサービスを受けた疑いが持たれています。
警察によりますと、男は5月17日夜に「数日間、宿泊したい」として民宿を訪れていました。
民宿は食事付きで、男は数回、宿泊期間の延長を申し出ながら32連泊し、翌月18日朝から行方が分からなくなっていました。
6月23日に「宿泊客が帰ってこず、逃げたのではないか」と民宿の経営者が警察署に届出。
警察が男の行方を追い、7月4日、札幌市中央区の繁華街ススキノの地下街で男を発見し、逮捕しました。
逮捕当時の男の所持金は数千円程度で、調べに「弁護士が来てから話します」などと話しています。
警察は動機や余罪なども調べることにしています。