北海道の夏を彩る花「ラベンダー」の名所が、7月5日オープンします。
 
 札幌の街並みを一望できる絶景と甘い香りを、一足早く取材してきました。

 「きれいです。紫色のラベンダーの絨毯が広がっていますよ」(千須和侑里子アナウンサー)

 札幌市の地下鉄円山公園駅から車で約10分。

 札幌市中央区盤渓にある「幌見峠ラベンダー園」です。
 


 駐車場が開放されているため、すでに咲き始めたラベンダーを楽しむ人の姿も。

 2025年の正式なオープンは、7月5日からです。

 「夜景を見に来たことはありますけど、昼は初めてですね。街からすぐのところで
 こんなに自然を感じられて、素晴らしい場所ですね」(札幌市民)

 「ラベンダーきれいだと、思う人?」(千須和アナウンサー)

 「はーい!」(子ども)

「毎年来ています。ここから市内が見えるのがいいかなって」(札幌市民)

 こちらのラベンダー園、最大の魅力は、ラベンダーと峠から見下ろす札幌の街並みの共演です。

 「今撮った写真はどんな風に撮れたんですか?」(千須和アナウンサー)

 「こういう感じです。ラベンダーと奥さんと札幌の景色が全部入るような」(埼玉県からの観光客)

 この園が始まったのは1987年。
 
 たった120株からスタートし、今では約8000株に。

 その成長を支えてきたのが、園の管理を続ける佐藤涼治さんです。

 「今咲き具合としてはどれくらいなんですか?」(千須和アナウンサー)

 「ここはほとんど咲いてないです。そっちの濃いところは3割くらい咲いている。ずっと暖かいでしょ。オープン前に咲き出しちゃって」(幌見峠ラベンダー園 佐藤涼治さん)

 例年はオープン後に開花しますが、2025年は6月の暑さで開花が早まっています。

 見頃ピークは、7月10日ごろから25日ごろまでと予想されています。

北海道文化放送
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