今年5月、佐賀市の児童福祉施設で職員が切りつけられて死亡した事件を受け、県は4日から、県内の児童養護施設を個別に訪問し、安全対策などの聴き取りを始めました。

4日、唐津市の児童養護施設慈光園には、県こども家庭課と児童相談所の職員あわせて5人が訪れ、施設の園長や担当者に聴き取りを行いました。
この調査は、今年5月、佐賀市の児童福祉施設で職員が切りつけられ死亡した事件を受け、県と児童相談所の職員が再発防止に向けて4日から、県内の児童養護施設などを個別に訪問しているものです。

聴き取りは約2時間、非公開で行われ、県と児相の職員が施設内を実際に見てまわり、保護者への対応方法や、今後の安全対策などについて意見を交わしたということです。
県こども家庭課は9月ごろまで県内の児童養護施設など約20カ所を個別に訪問する予定としています。

サガテレビ
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