障害を持つ人の悩みや課題をアプリやゲームを開発することによって解決しようという中高生の取り組みが5日佐賀市で開かれました。この取り組みは、人材育成に取り組む唐津市の団体InnoDropsがプログラミングやアプリ開発などを通じて、県内の中高生に課題解決能力を養ってもらおうと毎年実施しています。2025年のテーマは「精神・発達障がいと個性の活かし方」で、およそ30人の中高生が佐賀市内の就労支援施設「GENIUSLAB」を訪れました。中高生たちは、利用者やその支援員に普段考えていることや日常での課題などを熱心に聞き取っていました。
【高校生】「支援してくれている方々の活動がもっと楽になるようなアプリをつくっていきたいなと思っています」
【高校生】「『不安な時は人と話して解決したい』ということ(障害ある方)が言われていたので、人と会話できるようなアプリをつくっていきたいなと思っています」
中高生たちは聞き取ったことをもとにアプリやゲームを制作して、9月に開かれるコンテストで披露するということです。