親が育てられない子どもを預かる「こうのとりのゆりかご」に預けられた男性が佐賀市で講演を行い、家族のあり方やいのちの大切さについて語りました。講演したのは、熊本市の大学4年生宮津航一さんです。宮津さんは、熊本市の慈恵病院が運営する親が育てられない子どもを預かる「こうのとりのゆりかご」の開設初日に3歳で預けられました。生まれた時の写真がないことや誕生日がわからなかったことなど周りの人にとっては当たり前のことに不安を抱きながらも、愛情深く育てられた里親家庭での家族のあり方について語りました。
【宮津航一さん】「家族とは血が繋がっているということではなくて最後まで味方でいることだ。何があっても味方でいるのが家族だ。」
宮津さんは親だけでなく友人、地域の人が子どもたちにとっての味方であってほしいと訴えました。

サガテレビ
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