4日は厳しい暑さになりました。気象庁などは富山県内に今年初の『熱中症警戒アラート』を発表し、警戒を呼びかけています。

この暑さで熱中症とみられる症状で、4日11人が救急搬送されました。

また、今月2日に砺波市杉木のあぜ道で倒れていた80代の男性の死因は熱中症とみられることが分かりました。

この厳しい暑さの中、射水市の住宅建築現場では、暑さ対策として作業スケジュールを工夫していました。

*笹川建築 笹川友和現場監督
「外壁の張り替えは足場を登って作業するけど、それは涼しいうちに、暑くなる前に終わらせた」

4日は室内での作業ですが、それでも・・

*笹川建築 笹川友和現場監督
「昼の2時は一番暑い。もう帰りたい」 

こちらの建築会社では、これまで1日3回だった休憩を、1時間に1回に増やしたほか、扇風機やスポットエアコンを設置するなど対策を行っていました。

中でも欠かせないのが、空調服です。

*笹川建築 笹川友和現場監督
「ここから風が出る」
「切ると暑い。サウナみたい」

建築会社では、空調服の他、体温管理ができるスマートウォッチの導入も検討しています。

県内は向こう一週間も気温が30度を超える厳しい暑さが続く見込みです。

熱中症に十分に警戒してください。

富山テレビ
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