JA長野県グループが職員などから集めた食料品を、こども食堂などを支援する団体に寄付しました。支援団体によりますと、価格の上昇を受けコメは寄付が減り不足しているということです。
災害時の備蓄用のごはんや、カップラーメン、缶詰など。JA長野県グループが職員などから集めた食料品です。
7月4日、県内で子ども食堂などの支援を行っている団体「フードバンク信州」に贈りました。
JA長野県グループは、6月から7月4日まで家庭で余った食料品などを持ち寄る「フードドライブ」を実施。
備蓄用のごはん550食、みそ汁600食、カップラーメン120食などが集まりました。
フードバンク信州・佐藤豊理事長:
「食品、あらゆる品物が価格上昇にさらされております。このような中でフードドライブによる食品を寄贈いただきましたことは大変ありがたい」
続く物価高。特にコメは備蓄米の放出などはありましたが、今も高いままとなっています。
「フードバンク信州」によりますと、2025年3月までの1年間で寄せられた食品は約70トンとほぼ例年並みでしたが、コメは少なく、足りない状況だということです。
フードバンク信州・佐藤豊理事長:
「コメに対する要望が多いので、長くはもたない、あっという間に終わってしまうのでは。食糧支援を求めている存在を知ってもらい、一人一人フードドライブ等に協力してほしい」
JA長野県グループでは今後もフードドライブを続けていくということです。