俳優でタレントの黒柳徹子さんが集めた衣装や美術品などを展示するミュージアムが長野県軽井沢町にオープンします。7月4日は内覧会に黒柳さんも訪れ、見どころを紹介しました。
華やかなドレスに、振袖。アンティーク雑貨も。
黒柳徹子さん:
「黒柳徹子でございます。きょうは、私の名前が付いた美術館がこうやってオープンできて、皆さんにおいでいただけてこんなにうれしいことはございません」
軽井沢町に7月5日オープンする「黒柳徹子ミュージアム」。建物は黒柳さんのトレードマーク「玉ねぎヘアー」をイメージしています。
展示されているのは、テレビ番組で着用した数々の衣装や、集めてきたアンティークなど300点以上。全て私物で、黒柳さんの「好きなもの」が詰まった空間です。
黒柳徹子さん:
「グラス・ペーパーウェイトはあまり日本では流行していないんですけど、私が長年かけて集めたものでして。アメリカで多く作られているんですけど、中にいろんな花などが入っていてとてもきれいなもので、持っているとうれしくなるようなものです」
第二次世界大戦下で幼少期を過ごした黒柳さん。軽井沢は、その頃から訪れていた「思い出の場所」です。
黒柳徹子さん:
「子どもの時から両親とよく遊びに来ていた場所なので、とても懐かしい感じがします。ものが集められたり、持っていたものを大事にするというのは、平和でなければって思う。私は子どもの時に自分の集めた美術館ができるなんて夢にも思っていませんでしたから、平和は何よりだと心からいつも思います」
展示されているのは私物の約1割程度で、季節やイベントごとに入れ替わる予定です。
黒柳徹子さん:
「私が今まで集めたり、楽しんだり、持っていようと思い集めたものをここでお目にかけているわけなので、どれもイチオシなんですけど、きれいだなと思って見ていただければありがたいです」
美術館は5日オープン。黒柳さんが出会ったワクワクやドキドキを様々な世代が共有できそうです。
(入場料 大人1800円 小中学生1000円)