厳しい暑さとなった県内。熱中症の危険が高まっているとして、気象庁などは富山県内に今年初の『熱中症警戒アラート』を発表し、警戒を呼びかけています。
4日の県内は 高気圧に覆われ気温が上昇。
最高気温は、富山市で35.5度、高岡市伏木で35.3度と2日連続の猛暑日となりました。
※リポート
「この危険な暑さに富山市の認定こども園では、きょう外での遊びを中止にし、屋根のあるプールではいつもより時間を早めて子供たちが水遊びを楽しんだそうです」
0歳児から年長児まで137人が通う富山市の認定こども園。
毎朝、常駐の看護師が熱中症警戒アラートを確認し、暑さに応じてその日の活動予定を組み直しています。
※ピノキオナースリースクール 長田裕子副園長
「この色別のプレートをかけてきょうは運動原則中止と掲示した」
4日は外での遊びをとりやめましたが、屋根のあるプールでは最も暑い時間を避けながら時間を短縮して利用したといいます。
さらに教室では…
「みんなコップにお茶入れましょう」
「入れれた」
「いっぱい飲もうね」
いつも以上に水分補給を呼びかけると、自らお茶を汲みに行く子供たちの姿も。
職員にも、経口補水液や塩分補給の飴を用意するなど熱中症対策を徹底していました。
※ピノキオナースリースクール 長田裕子副園長
「園でも工夫しながらまずはしっかり朝ご飯を食べて睡眠をとって登園していただければ」
県内は向こう一週間も気温が30度を超える厳しい暑さが続く見込みで、冷房を適切に使用し涼しい環境で過ごす、こまめな休憩や水分・塩分補給をするなど熱中症に十分な警戒が必要です。