障害の有無に関わらず、みんなで協力してアート作品を作り上げようというイベントが6月27日、鳥取県米子市で開かれました。
障害者の自立支援を目指す取り組みです。
6月27日、米子市公会堂で子どもたちと一緒に絵を描いているのは、脳梗塞の後遺症で運動麻痺などが残る画家・たけさんです。
このイベントは、島根県出雲市の山陰パナソニックが支援する『バディアートプロジェクト』という取り組みの一環で行われました。
『バディアートプロジェクト』は、アートを通じて障害者の自立支援を目指す取り組みで、これまで様々な企業や団体とコラボして、アート作品を作り上げてきました。
今回は米子高島屋とコラボ。
全国の高島屋で個展を開いてきた画家のたけさんに協力してもらい、会場を訪れた人たちが、画用紙にクレヨンや色鉛筆などで好きな絵を書いていきました。
女の子:
友達とペットと一緒に遊ぶところです。
男の子:
出来た、どう?
男の子:
楽しい。
男の子:
海。
Q海好きですか?
男の子:
うん。
パナソニックのデザイナー:
みんなが描いた絵を合わせて、どんな作品になったらうれしいと思いますか?
たけさん(筆談):
パワーがあふれる1枚になるでしょう。
JU米子高島屋では、たけさんの個展を8月に開催する予定で、それに合わせ、この日に描いた作品もお披露目されます。