ストレス軽減を目的として、ストレッチや瞑想のための専用ルームを社内に開設です。
日本生命保険は3日、職員の健康増進やストレスの軽減などを目的とした専用ルーム「マインドフルネスルーム」を、東京・丸の内本社に設置しました。
専用ルームでは、全国の職員を対象に週に一度、ストレスに関する座学の他、ストレッチや瞑想を通して、自らストレスの軽減に取り組みます。
初回となった3日は、会場とオンラインを含めて156人が参加しました。
日本生命保険の瀬口康久・人的資本経営支援室健康経営コンサルティング推進役は「心のマネジメントは、続けることが大事です。脳とか感情の微妙な変化はなかなか感じ取りにくい分、独りで続けることが難しい。そこで、職場に場所と時間を設ける、そのためのマインドフルネスルームです」と述べて、取り組みの習慣化が大切だと強調しました。
職場におけるストレスを巡っては、今年の国会で労働安全衛生法の改正案が可決・成立し、従業員数50人未満の事業場でも、ストレスチェックが義務化されるなど、“ストレスとの向き合い”が、働く上で、今後ますます重要な視点となっていきそうです。