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増える“デートDV”の被害…交際相手からの暴力を防ぐには?身の危険感じた時の対応策「距離を置き人に相談を」|FNNプライムオンライン
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増える“デートDV”の被害…交際相手からの暴力を防ぐには?身の危険感じた時の対応策「距離を置き人に相談を」

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交際相手からの暴力行為を指す『デートDV』。このデートDVからストーカー被害に発展するケースが相次いでいる。25年4月には、川崎市でストーカー被害を訴えていた女性が元交際相手の男性の自宅で遺体として発見される事件も発生。デートDVからつながる被害を防ぐにはどうすればいいのか取材した。

身体的暴力だけではない“デートDV”…高校生が実態学ぶ

6月、新潟県長岡市の中越高校で3年生の生徒約330人を前に行われていた『デートDV防止セミナー』。

NPO法人 女のスペース・にいがた 朝倉安都子 理事
NPO法人 女のスペース・にいがた 朝倉安都子 理事
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このセミナーで講師を務めたNPO法人女のスペース・にいがたの朝倉安都子理事は、デートDVについて「恋人や親密な関係にある人の間で起こる暴力のことで、愛情ではなく『支配』と『コントロール』、相手をコントロールするものだと言われている」と話す。

交際相手からの暴力行為を指し、10代や20代の若者世代でも起こり得るデートDV。

その暴力は身体的な暴力だけでなく、束縛する・監視するなどの“精神的暴力”、同意のない性行為などの“性的暴力”、高価なプレゼントを強要するなどの“経済的暴力”が例として挙げられる。

「この間、私のスマホを急に取り上げてLINEをチェックして、男友達全部消されちゃった。嫌だったけれど、すごく怒っている感じがしたから何も言えなかった」

セミナーでは、実際にあったデートDVの実例が先生たちの劇などを通して紹介され、参加した生徒たちはその実態について学んでいた。

参加した生徒からは「私自身が加害者になる可能性もあるし、被害者になる可能性もあるということを知って、今後パートナーができた際には気を付けていかなければいけない問題だと感じた」「束縛関係とかはけっこう身近な問題でもあるので、友達が困っていたらしっかり声をかけてあげたい」などの声が聞かれた。

男女問わず、被害者にも加害者にもなりうるデートDV。

若い世代の被害も多い中、高校生を対象にしたセミナーでは、デートDVを防ぐためにも理解を深めてもらいたいという願いが込められている。

朝倉さんは、セミナー終了後、「デートDVは『束縛』ということが入ってくるので、相手を成長させない。そうではなくて、お互いに成長を応援し合える関係で、どの人もいきいきと自分を伸ばして大人になってほしい。恋人同士でもそういう関係性でいてほしい」と切実な思いを口にしていた。

デートDVでストーカー被害のリスクも増加

そして、相手への好意がエスカレートし、束縛行為などのデートDVにより、発生する危険性が高まるのがストーカー被害だ。

今年4月には、川崎市でストーカー被害を訴えていた20歳の女性が遺体で見つかり、元交際相手の男が逮捕される事件も発生している。

内閣府は23年、18歳~59歳までの男女5000人を対象に実施した調査では、交際相手からの暴力の経験があると答えた人が全体の18%に上り、女性では2割以上が暴力を受けたことがあると回答。

この調査では、被害を受けた人の4割近くがどこにも相談していなかったことも明らかになっている。

ストーカー被害への有効な対策は?

「ずっと『お前はバカだ』『ダメだ』と無視されているとか、そういう人たちがけっこういる」

NPO法人 女のスペース・にいがた 里村英子 代表
NPO法人 女のスペース・にいがた 里村英子 代表

こう話すのは、デートDV防止セミナーを主催し、男女間のトラブルなどの相談を受け付けているNPO法人女のスペース・にいがたの里村英子代表だ。

電話のほか、SNSやメールなどでも対応をしているこちらの団体には、24年1年間で1331件の相談があり、2020年に比べ608件増加している。

こうした中、里村代表はストーカー被害を受けた場合、何より相談することが重要だと話す。

「悩んでいるときはとりあえず電話を、相談をしてほしいのが一つ。そこから情報を得て、また自分の気持ちを整理して、解決していける可能性もあるので、相談というのが大事」

身近な人への相談だけでなく、民間団体や行政機関が設置する専用窓口も積極的に利用してほしいと話す里村代表。身の危険を感じた場合には、すぐに相手と距離を置いてほしいと訴える。

「ちゃんと話し合いができるかどうか、そこで『怖い』『嫌だ』と思ったら、そこで距離を置く、そして人に相談することが大事」

SNSの発達により、“人と会う”ことへのハードルが低くなっている今の時代、デートDVは身近な危険となっている。

デートDVを理解し、違和感を感じたら、自分の身の守ることを最優先に考えることが重要だ。

(NST新潟総合テレビ)

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