今年5月の富山県内の有効求人倍率は1.48倍と前の月より0.04ポイント上昇し、富山労働局は13カ月ぶりに雇用情勢の判断を上方修正しました。

富山労働局によりますと、県内の5月の有効求人倍率は前の月より0.04ポイント上がり、1.48倍と5カ月連続の上昇となりました。

産業別の新規求人状況では、卸売業・小売業で25%、医療・福祉で14.1%それぞれ増加した一方で、建設業では5.4%減少しました。

これを踏まえ富山労働局は「求人が求職を上回って推移しており、持ち直しの動きがみられる」として雇用情勢の判断を13カ月ぶりに上方修正しました。

しかし、その一方で「物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。

富山テレビ
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