長野地方気象台は、中部と南部では7月2日夜遅くにかけて、北部では2日昼前から夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
長野県では、2日夜遅くにかけて、高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇、上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがありるということです。
■雨の予想
長野県では、2日昼前から夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。
・2日に予想される1時間降水量(多い所で)
北部 30ミリ
中部 50ミリ
南部 40ミリ
・2日午前6時から予想される24時間降水量(多い所で)
北部 70ミリ
中部 100ミリ
南部 80ミリ
長野地方気象台は、中部と南部では2日夜遅くにかけて、北部では2日昼前から夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するとともに、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてほしいとしています。降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。