7月3日に公示される参議院選挙です。長野県区で新たに政治団体「NHK党」の新人が立候補を表明しました。これで県区での立候補表明は5人となりました。
2日、県庁で会見を開いた政治団体「NHK党」の新人・加藤英明さん。参院選長野県区からの立候補を表明しました。
加藤さんは愛知県出身の66歳。都内でコンサルタント会社を経営し、2024年7月の都知事選にも出馬しました。
選挙戦ではNHKの受信料制度の見直しや、不法移民の流入食い止めを中心に訴えるとしています。
諸派・新・加藤英明さん:
「ルールを破って国内に居座る外国人が増えている。治安の悪化、社会保障の食いつぶし、確実に存在する不安」
県区にはこれまでに、立憲民主党・現職の羽田次郎さん、自民党・新人の藤田ひかるさん、参政党・新人の竹下博善さん、政治団体・チームみらい・新人の山田雄司さんが立候補を表明しています。
公示日の3日を前に県の選挙管理委員会は2日、各地に投票を呼び掛ける懸垂幕を掲げました。
県内の参院選の投票率は前回2022年が過去3番目に低い57.70%、その前の2019年が過去最低の54.29%。
今回の投票日は3連休の中日で、投票率の低下も懸念されています。
県選挙管理委員会・戸谷滉平さん:
「国民の代表を決める重要な選挙となりますので、投票所に足を運んでいただければ。ご予定がある方は期日前投票を活用いただければ」
参院選は3日公示され20日の投開票に向けて17日間の選挙戦が始まります。物価高対策などを主な争点に論戦が交わされます。