アメリカのトランプ大統領は、日本との関税交渉について「合意できるかどうか疑わしい」との見方を示しました。
トランプ氏は日本時間2日午前、記者団に対し、9日に期限を迎える相互関税の上乗せ分をめぐる交渉期間の延長について「考えていない」と述べました。
その上で、「日本との合意ができるかどうか疑わしい」との考えを示しました。
アメリカ・トランプ大統領:
交渉期限の延長は考えていない。私は多くの国々に手紙を書くだろう。日本のやり方をようやく理解し始めた。今後、実現できるかどうか疑わしい。
さらに、対日貿易赤字の不満を改めて示し、日本に対し「30%か35%の関税を払ってもらう」と述べ、関税の引き上げを示唆しました。
また、日本のコメの輸入や自動車の輸出に関して不満を示し、交渉で譲歩しない姿勢を訴えました。