JR城端線・氷見線のあいの風とやま鉄道への経営移管を巡り、富山県西部の4つの市と県などが進めている協議に、29日の高岡市長選挙で当選した出町新市長が積極的に取り組む姿勢を示しました。

JR城端線と氷見線は、2029年を目標にJRからあいの風とやま鉄道に経営が移管されることが決まっていて、南砺、砺波、高岡、氷見の4つの市と県が協議を続けています。

去年2月に認定された城端線・氷見線の再構築計画のとりまとめに尽力した砺波市の夏野修市長は、1日の会見でBBTの質問に次のように答えました。

*砺波市 夏野修市長
「城端・氷見線のプロジェクトの成功は4市の連携、各市の思いは微妙には違うところがあるがとにかく進めようという思いが一致した。また連携が取れたらいいと思う」

これに対し、おととい投開票が行われた高岡市長選挙で当選した出町譲さんは…。

*高岡市議会選挙で当選した 出町譲氏 
「角田さんがやっていることを踏襲しながら、より積極的にやっていきたい。今の経営のままだと氷見線・城端線の価値を上げるのは限界がある。連携をとっている動きにやらせていただきたいし、仲間に入れてほしい」

富山テレビ
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