7月1日は「半夏生」、県の花・紅花が咲きだす時期とされている。紅花の生産量日本一を誇る白鷹町では、紅花を使ったコース料理「紅ランチ」の提供が始まった。

県内の紅花生産量の約6割を占める白鷹町。
紅花は、夏至から数えて11日目のきょう7月1日「半夏生」のころに一斉に咲き出すと言われている。
白鷹町畔藤(くろふじ)の紅花畑では、すでに半分ほどの花が色鮮やかな花を咲かせていた。

その白鷹町でこの時期恒例の食のイベントが、コース料理「紅ランチ」。
1日から町内2つの施設で2025年の料理の提供が始まった。

このうち「パレス松風」では、「紅花ごはん」や「揚げ出し豆腐紅花あんかけ」「アブラカレイの紅花入りふくさ焼き」など8品が用意されている。

1日に開かれたお披露目の会では、紅花の生産者や一般客などあわせて約90人が、見た目にも鮮やかな紅花料理を味わった。

(山形市から)
「一つひとつ“花”が見えるように処理されていて、手が込んでいると思った」

(紅花生産者)
「私たちの作った紅花がこうして料理になってみんなの前に出てくるのはとてもうれしく、ありがたい」

「紅ランチ」はいずれも2500円(税込)。
パレス松風・イタリア料理 SIATTACA(シャッタカ)ともに予約が必要で、提供期間は7月末まで。

さくらんぼテレビ
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