トルコで目撃されたのは、暴走するドアが開きっぱなしの車。
よく見ると、誰も乗っていません。車が無人のまま走り出したのです。

無人の暴走車は、ゆっくりと進み、歩道に乗り上げました。
そこには、歩行者やテラスでお茶を楽しむ男性が。

目撃者:
友人と“お茶”していたら「車が来るぞ!」と。

2人の間をかすめるように進む車。

するとその時、とっさに男性が反応。
何と暴走車を追いかけ始めました。

「誰か止めてくれー!」と助けを呼ぶ声に応えるように男性はドアをオープン。
この先は、多くの人がいる食堂があったのです。

男性は意を決し、飛び乗りました。
ブレーキをかけて車を止めることに成功。

暴走を止めた男性:
ギリギリ間に合いました。

実はこの男性、休憩中だったタクシー運転手。

地元メディアは、大惨事を未然に防いだ“本日のヒーロー”とたたえています。

暴走車が止まった直後には、ドライバーとみられる高齢男性の姿が。
聞けば、サイドブレーキのかけ忘れが暴走の原因だということです。