気持ちよさそうに泳ぐメダカたちを狙う、メダカ泥棒を目撃。

事件は6月8日の日曜日。
男が女性とともに熊本・益城町にあるメダカの無人販売店にやってきます。

水槽の中のメダカを物色すると、持ち帰り用の容器へと移し始めました。

杉堂めだか横丁・代表:
ここの売り場に(メダカを)出すまでが結構大変。ショックでしたね。今までなかったから…。

店の代表によると、男が店に訪れたのはこれで3度目。

1度目は5月25日の日曜日。
そして、月をまたいで次の日曜日。

防犯カメラには、メダカなどを持ち去る様子が記録されているといいます。

男は、一度は財布から金を取り出し料金箱に金を入れるそぶりを見せます。
しかし、実際には料金を払わずに店を立ち去ったということです。

そして、6月8日の日曜日。
3週連続で店に現れた男は、敷地を出たところで追いかけてきた警察官たちによって現行犯で逮捕されました。

男は44歳の会社員。
メダカ2匹、合わせて1200円相当を盗んだ疑いが持たれています。

調べに対し「料金の支払いを忘れただけで、盗むつもりはなかった」と話しているということです。

容疑を認めていない男。
検察は、6月19日に処分保留で男を釈放。
現在任意での捜査を続けています。