6月30日夜、北海道恵庭市の国道36号で、体長約1.5メートルの成獣と見られるクマが目撃され、警察が警戒を強めています。

 警察によりますと、30日午後10時50分ごろ、千歳方面から札幌方面に走行していた車のドライバーが、恵庭市黄金北4丁目付近の「道と川の駅 花ロードえにわ」の約200メートル手前で、道路を南から北に横断するクマの姿を目撃しました。

 クマは体長約1.5メートルの成獣とみられ、目撃した夫婦は「犬などではなかった」と話しているということです。

 周辺は住宅地に面しており、最も近い民家からは約30メートルの距離でした。

 警察はパトカーを出動させて周辺の警戒にあたりましたが、現場ではクマの姿や痕跡は確認されず、これまでに被害の報告はありません。

 警察は、恵庭市に連絡するとともに警戒を続けています。

北海道文化放送
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