6月30日は1年の折り返し。高知県内各地の神社では「わぬけさま」の愛称で知られる夏の伝統行事「夏越祭」が行われています。

夏越祭は奈良時代から行われていて、半年分のけがれをはらい暑さに負けず夏を越せるよう祈願します。強い日差しが照り付ける中、高知市はりまや町の高知八幡宮には参拝客が訪れ、直径およそ3メートルの茅でできた輪「茅の輪」をくぐっていました。

こちらの女性は夫の転勤で今年4月に熊本から高知に移住。初めての「わぬけさま」はどうでしたか?

初めての「わぬけさま」:
「緊張しました。左足と右足が分からなくなっちゃいました。日曜市に行った時に高知は日差しが強いから気を付けてって言われたので、夏、無事に過ごせますようにとお祈りしました」

毎年参拝:
「孫たちが県外にいるんですけど、すくすくと元気よく育ってほしいと。この夏に帰って来るので楽しみにして、それを祈っておりました。」「暑いですしやっぱり健康に丈夫にいけるようにということですかね」

わたくし田村も「茅の輪」をくぐってきました。
田村アナウンサー:
「プライムこうちをご覧の皆さんが残り半年も健康に過ごせますように」

高知八幡宮・別役重具宮司:
「上半年の罪・けがれを払い清めてすがすがしい下半年を迎える。古代からの行事でございます。久しぶりのこの晴天の夏越祭ですので、たくさんの方にお参りをしていただいて、ご利益をいただいていただきたいというふうに思っております」

高知八幡宮の「茅の輪」は7月7日まで設置されています。

高知さんさんテレビ
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