静岡県長泉町でメロンの出荷が始まりました。春先に雨が多く例年よりやや小ぶりですが、その分味が濃いということです。
長泉町では1950年ごろにメロンの温室栽培が始まりましたが、その後農家は減り現在は3軒となっています。
またひと株にひと球だけを育てていてその希少さから「幻のメロン」と呼ばれます。
目ぞろえ会では関係者が重さや糖度を測り2025年の出来を確認しました。
春先の雨で植えつけや交配にバラつきが出たほか、その後の雨の少なさに頭を悩まされたようです。
長泉メロン部会・井出昌宏さん:
結構苦労して作りました。小さくなった分 味は良い、十分楽しんで食べてもらいたい
出荷は7月中旬までですが、贈答用の予約ですでに売り切れに近い状態だということです。