松江城近くで建設中の高層マンションについて、松江市がマンションの高さの引き下げを建設事業者に引き続き求めていく考えであることが分かりました。
これは、マンションの建設計画に反対する市民団体「まつえ／風景会議」が会見を開いて明らかにしたものです。
この団体は今月９日、松江市に対して松江城付近で建設が進む高層マンションについて、建物の高さを現状の１９階建て約６０ｍから、１０階建て約３１ｍまで引き下げるよう建設事業者に申し入れることを要望していました。
この日の会見で市民団体は、今月２４日に市から文書で回答があったと述べ、要望の通り、高さの引き下げについて建設事業者である大阪の京阪電鉄不動産に求めていくという内容だったということです。
まつえ／風景会議・本間順一代表
「一生懸命考えて、回答文書を作っていただいたと思います。私は満足しております」
市民団体の本間会長は市の動きとは別に、大阪市にある建設事業者の本社を訪れ、高さの引き下げを直接求めるということです。
