2025年も折り返し。各地の神社では、半年間の穢れ(けがれ)を祓い、残りの半年間の無病息災を願う神事が営まれています。
福島睦アナウンサー:
早いもので1年も半分が終わろうとしている中、きょう全国の神社では、『夏越の大祓』という神事が行われています。
松江市八雲町の出雲國一之宮、熊野大社。
境内に設置されたのは、茅で作られた紅白の「茅の輪」です。
『夏越の大祓』は毎年6月の最終日に、全国の神社で営まれる神事で、古歌を唱えながら8の字に茅の輪をくぐることで半年間の罪や穢れを祓い、残りの半年間も清らかな気持ちで過ごせるよう願います。
福島睦アナウンサー:
水無月の 夏越の祓い する人は 千年の寿命のぶというなり。
身も心もスッキリとして、残りの半年間も新鮮な気持ちで頑張れそうです。
参拝者:
色々ありました、半年間は。入院して手術したり。お祈りしてきましたので、元気で過ごせると良いと思います。
参拝者:
健康が一番で。(夏を)乗り切られたら良いなと思って、猛暑日でもあるし。
熊野大社では、お守りとして手のひらサイズの茅の輪を購入することもでき、多くの参拝者が買い求めていました。
熊野大社 熊野博元禰宜:
身に付いた罪や穢れというものを祓ってもらって、残り半年もお健やかにお過ごし頂ければというふうに思っております。
早いもので2025年も残り半年…。参拝した人は、気持ちを新たに下半期を迎えようとしていました。