島根県東部在住の50代の女性が、SNS型投資詐欺で2800万円をだまし取られる被害にあいました。投資の「先生」とされる人物を中心に犯行グループが女性をだまし続けたとみられています。
投資詐欺被害に遭ったのは、島根県東部在住の50代女性です。
女性は2025年2月ごろ、AIでの株の分析に興味を持ち、関連したインターネットサイトからSNSアプリに誘導され、2つの投資グループとやりとりを始めました。
それぞれのグループには、株取引の指南役として「宮本先生」、「藤原先生」を名乗る中心人物がいて、グループの参加者から「参加メンバーは30％以上の利益を上げている」、「AIと投資を組み合わせれば95％以上成功する」などと口車に乗せられ、4月から5月にかけて合わせて2800万円を振り込みましたが、出金しようとした際に相手の対応に不審な点があったため、警察に相談した所、詐欺被害にあったことが分かりました。
警察は、SNSで知り合った人から投資や副業を勧められたり、短期間で高配当を謳った投資話などは詐欺の可能性が高いとして関わらないよう呼びかけています。
