霧島連山の新燃岳が噴火して6月29日で1週間です。
噴火活動は現在も続いていて、火口から3kmの範囲では大きな噴石などへの警戒が必要です。
新燃岳では6月22日に噴火が発生。
その後、噴火は停止しましたが火山ガスの放出量が急増したため、気象庁は噴火警戒レベルを入山規制の「3」に引き上げました。
27日には再び噴火が観測され、29日も噴火が継続しているとみられるということです。
新燃岳では活発な火山活動が続いていて、29日も午後4時までに火山性微動を2回観測しました。
こうした中、新燃岳のふもとにある高原町では、火山灰対策として27日から散水車を稼働、29日も3台が町内を回り道路に降った火山灰を洗い流していました。
気象庁は、火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石などに警戒を、また風下となる地域では火山灰や小さな噴石に注意するよう呼びかけています。