29日に投票が行われた高岡市長選挙で、午後8時すぎに「勝利宣言」を行った出町譲さんの陣営では、出町さんが支援者と有権者に感謝の挨拶をしました。
出町さん挨拶(全文掲載)
「本当に皆様のおかげで今こうやってこの場に立たせていただいております。本当に感謝、感激でございます。出町譲、これから皆様のために、身の引き締まるような思いで、これから取り組まなきゃいけない、そう思っております。
思い起こせば4年半前、高岡に戻ってきました。どうしても高岡をもっともっと元気にしたい。そんな思いで戻ってきました。
38年ぶりでございまして、もうすべてを投げうって戻ってきました。ただ最初は本当に駅で一人でお手ふりをして、それでも、ホッカイロをいただいたりとか、そんなことをしていただく。そこに高岡の人の温かみを感じました。
そして、そこから半年後に市長選に挑戦しました。挑戦して結果は敗北という形になったんですが。その後、皆様と一緒に高岡の地で市議会議員やらせていただきました。本当にご支援いただき本当にありがとうございます。私は市議会議員になったからには、とにかく市民の方の声を聞きたい。そう思って毎日、街頭に立ちました。そして集会も開かせていただきました。本当に200回以上開かせていただく。これはひとえに市民の皆様とそれを準備していただいた私の後援会、支援者の方々のおかげだと思っています。
今、この場に立って振り返ると、本当にいろんなことがありました。つらいこともあったんです。ただですね。やはり市民の方々とお話して、市民の方々の思いを聞いたりすると、やはりこの思い。悩み、課題。それを克服するのが私の仕事だ。そう思いました。そこでもう一度、選挙に立とう。やはり市民の皆様が住みたい街、高岡を作るために、何としても今、私が立つんだ。そしてもっともっと住みたい街のために。税金のつかい方を考え直す。変える、チェンジする。それが私の使命だ。その強い思いで今回戦わせていただきました。
ただ。もちろん組織がなく、なかなか厳しい状況だったことはわかっております。そんなのやめろって言われたことも何度もあります。ただ、私は信じていたんです。市民の力こそが街を変える。
これからさまざまな課題があります。これからが私にとって本当の戦いでございます。どんなことがあってもくじけず、前を向いて戦って。変えていきたい、チェンジしたい。そう思っております。出町譲、一人では何もできません。だから皆さんと一緒に高岡を変える、その宣言をしたいと思っております。どうかよろしくお願いします」
(富山テレビ)