人口減少が大きな課題となる中、静岡市の難波市長は6月27日、市政運営の方針となる「総合計画」に人口の目標値を設定する考えを明らかにしました。
静岡市はこのまま対策を取らなければ毎年7000人のペースで人口が減り、2050年には50万人を割り込むと試算しています。
27日に開かれた市議会の本会議で、丹沢卓久 議員は「明確な指標を持って対策を積み上げることが必要」と話し、見直しを進めている総合計画で人口の目標を設定するか市の考えを質しました。
これに対し、難波市長は「人口目標の設定は今後の市政運営で必要不可欠」との考えを示しました。
静岡市・難波喬司 市長：
人口目標を第4次総合計画の見直しで明示することは非常に大事。これから見直しの中で政策を作りあげ2035年・2050年の目標人口を定めていく
静岡市は2030年度までの第4次総合計画を見直し、2026年度から10年間の総合計画の策定を進めています。
