連日多くの人で賑わいを見せる大阪・関西万博。
会場では27日から、富山の魅力を発信する県の特設ブースが出展しています。
今回の万博のシンボルになってる大屋根リングで、高さおよそ20メートル、圧巻の高さです。
そうしたなか、27日に始まったのが富山県の特設ブースです。
朝から会場で取材しました。
大屋根リングの西側で始まった県のブース。
テーマは「寿司といえば、富山~ウェルビーイングな環境の体感~」です。
寿司を入り口に、富山の豊かな自然・食・文化を国の内外に発信します。
目玉は富山の寿司の試食。
最新技術を使って冷凍した富山湾のブリと白エビ、それに地酒が提供され、富山の自然などが映し出された、縦2.5メートル、横6メートルのLED液晶に囲まれながら食べることができます。
1日750人限定で試食できますが、初日の27日は一時、整理券の配布が停止するほどの人気ぶりでした。
*大阪府民
「シロエビがおいしかった。大阪ではなかなか食べられない味。後味も残っておいしい」
Q.映像について
*大阪府民
「映像が迫ってくる感じでプラネタリウムみたい。すごい楽しかった」
「ちょっと慣れない感じで緊張感がある。慣れたらいいと思う」
*大阪府民
「(富山には)2回くらい行ったことがある。(寿司を)また食べに行きたい」
大阪で食べる富山の味をいただきました。
*島田アナ
「いただきます。ブリが肉厚でとてもおいしい」
冷凍したとは思えないほどネタが新鮮で、驚きました。
先ほどの大屋根リングから移動してきました。富山県のブースです。
夕方ですが、まだ人で賑わっています。
そして、寿司の試食と同じく、大勢の人で賑わっていたのが、富山の伝統工芸品を紹介するコーナーです。
井波彫刻や高岡漆器、高岡銅器などがずらりと並んでいます。
職人による実演も行われているのですが、一部体験もできるということで、挑戦してみました。
*高岡銅器 彫金 和田瞬佑さん
「本当は実演でやっているのですが、難しいことをやっているんだぞということを体験していただいています。唐獅子の絵だったり鳳凰の絵だったりを実演でやっているのですが、せっかくなのでやってみましょうか」
「最初は60度くらいの角度で2、3回叩くと刃物が入っていく感覚がするので、そうしたら40度くらいで寝かせて進めていく」
*島田アナ
「2ミリぐらいしか進まない。簡単そうに見えてとても難しいです。職人の技術というのは凄いですね」
このように富山の自然・食・文化を肌で感じることができる県のブースは27日から3日間の展示です。
大阪から国の内外に富山の魅力が発信されます。
万博の会場から中継でした。