坂井市が、地元の企業などとともに二酸化炭素の排出削減と経費削減の両立を推し進めていく取り組みが、27日から始まりました。
  
坂井市は、2021年にゼロカーボンシティを宣言し、2050年度までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指しています。
  
27日は、坂井市が「ゼロカーボンさかいコンソーシアム」と題して、地元の企業や団体の約200人を集めてキックオフイベントを開催しました。
 
国や県、電力会社、銀行など6つの機関が、脱炭素の取り組みで活用できる補助金制度があることや、省エネ、再生可能エネルギーの導入が経費削減につながるという脱炭素のメリットを紹介しました。
  
坂井市は2026年3月までにセミナーやワークショップをあわせて10回開く予定で、知識の共有だけでなく企業同士の情報交換やマッチング、新ビジネスの創出などを通じて、坂井市全体でゼロカーボン社会の実現を目指します。   

福井テレビ
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