バスケットボールB3リーグの「さいたまブロンコス」が25日に新体制会見を行い、新オーナー企業にディップ株式会社が就任したことを発表した。

ディップ株式会社 代表取締役社長兼CEO 冨田英揮
ディップ株式会社 代表取締役社長兼CEO 冨田英揮
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ディップ株式会社が、さいたまブロンコスを運営する株式会社ブロンコス20を子会社化し、オーナーとなったわけだが、会見に登壇した新オーナーの冨田英揮代表取締役社長兼CEOは「Bリーグクラブのオーナーになることは、かねてからの夢だった」と話した。

株式会社ブロンコス20 代表取締役 小竹克幸
株式会社ブロンコス20 代表取締役 小竹克幸

一方、株式会社ブロンコス20の小竹克幸代表取締役は「今日をきっかけに素晴らしい未来にしたい」と語った。

では、なぜディップはプロバスケットボールチームのオーナーになろうと考えたのか!? そこには同社の熱い思いとバスケットボールとの親和性があった。
約1時間行われた会見の中で冨田CEOが特に熱く語ったのが、「なぜブロンコスだったのか?」という質問を受けたとき。

冨田英揮ディップ株式会社CEO:
B3は魅力的。ストーリーがある。ディップもこの業界(人材サービス)に参入し、数年前までは巨大なリクルートさんがいて、フロムエーさんがいて、マイナビさんがいて。我々は何十分の一の売り上げで、最下位からのスタートだった。その中で、今年初めて、業界ナンバーワンになれた。やはり強いクラブのオーナーになるよりも、育てていくというか、下克上のストーリーにひかれる。

こう同社のストーリーに重ね夢を持った事を話した。
そして、ブロンコスやバスケットボールへの強い愛情を感じさせた。

冨田英揮ディップ株式会社CEO:
我々のサービスを選んでくれるユーザー層はアルバイトが多いが、バスケットボールは若いファンが多いのでユーザーとの親和性が強い。

2026年から始まるプロバスケットボール「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」では、参加クラブに対して高い経営能力が求められる。選手やコーチなど現場で戦う人達だけでなく、コート外でバスケに関わる人達の熱い思いや戦いからも目が離せない。

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