青空の下で行われていたのはワンちゃんたちの撮影会。
参加しているのは、飼い主の居ない「保護犬」です。

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カメラマン:
めっちゃ可愛いよ!ぽっちゃん!なんで出戻ったの?こんな可愛いのに。

ポトフちゃん
ポトフちゃん

一枚の写真に写るのは生後半年のポトフちゃん。
つぶらな瞳がチャームポイントのわんぱくな女の子です。

これは“その子らしいとびっきりの一枚”を撮影し新しい家族へ繋げるための取り組みです。

犬丸美絵さん:
『かっこいいんだ』『ちょっとおまぬけなんだな』とかがわかった方がいいなと思って。その子の個性を引き出してあげたいんです。

保護犬たちのありのままの姿をカメラに収めるのは写真家の犬丸美絵さんです。

犬丸美絵さん:
本名なんですよ。すごいでしょ?だからね、もう天職だと思いますよ。

そんな犬丸さんが保護犬の写真を撮影し始めたのは14年前。
保護施設で、飼い主が愛犬を手放す瞬間を目の当たりにしたことがきっかけでした。

犬丸美絵さん:
人の都合で、こういう状況の中で生きている犬が世の中にいっぱいいる。
私は写真家なので、犬たちを撮って出す事ができると思って通い始めたんですよね。

そこから犬丸さんは“保護犬たちを最高の1枚で新しい家族に繋げたい”とこれまで1000頭以上の保護犬を撮影。定期的に写真展なども開き、保護犬たちの魅力を伝え続けています。

犬丸美絵さん:
本当に犬たちにはみんなに幸せになってほしいので、いい家族に巡り合ってほしいのと、一生懸命前向いて生きている犬たちを愛したくなるような写真を撮りたいなと。一生、死ぬまでやっていきたいなと思っています。

保護犬たちに新しい家族が見つかりますように。
とっておきの1枚で犬と人をつなぐ犬丸さんの活動はあすも続きます。
(「イット!」5月1日放送より)