普段見ることができない施設の裏側に潜入です!6月25日、新潟県胎内市でダム内部を見学しながら自然豊かな地域の魅力を知ってもらおうと、ツアーが開かれました。
胎内市で25日に開かれた“奥胎内ダム”見学ツアー。
地域の魅力を知ってもらおうと市が主催し、県内・県外から25人が参加しました。
奥胎内ダムは磐梯朝日国立公園の特別地域内にあり、ツアー参加者は貴重な動物や植物が多く生息する自然豊かな地域であることなど説明を受けながらバスで山道を移動し、ダムに到着。
2019年に完成した奥胎内ダムは総貯水量が東京ドーム約8杯分の1000万立方メートルで、夏でも水流が豊富です。
そして、いよいよダムの内部へと潜入。
【記者リポート】
「ダムの中、地上から60mほど下ってきたところなのですが、とてもひんやりとしています。気温は年中8℃ほどになっているということです」
ダム内部には、大量の貯水による水圧でダムそのものに歪みが生じていないかを計測する部屋などもあり、参加者は普段見ることができない施設の裏側に触れていました。
【参加者(滋賀県から)】
「まだ一度も来ていなかったので、ずっと入りたいと思っていた。入れて感激した。すごく雪深いところで、ダムサイドにヘリポートの設備があるというのが他にはないダムなので、すごく珍しいなと思って」
【参加者】
「(ダムの中は)涼しかった。上と20℃も違って、ひんやりして。知らない方が大勢いらっしゃると思うので、たくさんの方に見ていただけたら」
胎内市は多くの人に四季折々の奥胎内エリアの魅力を知ってもらいたいとして、今後、紅葉の時期などにもツアーを開催することにしています。