名古屋市守山区の住宅で6月23日午後、年齢や性別のわからない2人の遺体が見つかりました。1人は白骨化していて、警察はこの家に住む60代の夫婦とみて死亡した経緯などを調べています。
警察によりますと6月23日、名古屋市守山区白山の住宅で、近くに住む人からこの住宅の住人を見かけていないなどと民生委員に相談がありました。
警察と民生委員が家を訪ねましたが、応答がなかったため、消防が2階の部屋のガラスを割って室内に入ったところ、午後4時半ごろ年齢や性別がわからない2人の遺体が見つかったということです。
1人の遺体は1階で見つかっていて、仰向けで首まで布団がかぶせられた状態で、白骨化していました。
もう1人の遺体は2階で見つかり、部屋着のような服装で布団のそばで仰向けで倒れていていずれも目立った外傷はないということです。
遺体はこの家に住む60代の夫婦と見られていて、家は施錠されており部屋が荒らされた形跡はないということで、警察は身元の確認を進めるとともに死亡した経緯を詳しく調べています。