全国に誇りたい新潟のグルメ。芸術と食のコラボレーションが楽しい、新潟市秋葉区の地元愛あふれるお店を紹介します。
【高濱優生乃アナウンサー】
「そよ風が気持ちよく吹く緩やかな坂を登った先にあるのが、今回紹介するスロウプハウスです」
新潟市秋葉区にある『泊まれる劇場スロウプハウス』。
築100年以上の古民家をリノベーションしたカフェスペースでは、秋葉区産の野菜などを多く使用した、ランチプレートが提供されています。
人気なのはカツオとコンブからとった出汁が自慢の味噌汁。
【泊まれる劇場スロウプハウス 土田貴好オーナー】
「体の温まり方とか芯から温まる感じがあるので出汁にはすごくこだわっている」
また、最大の特長はごろっと入った大きな野菜。こめ油で炒め、1時間半じっくりと煮ていきます。
【泊まれる劇場スロウプハウス 土田貴好オーナー】
「体に絶対優しいもの、しみわたるもの、偽物じゃないものを食べないと体づくりはできないので、そういったことをここに食べに来てくださる方にも共有したいと思った」
実は、オーナーの土田さんの本業はコンテンポラリーダンサー。体に気を使う職業だからこそ、体に優しい料理の提供を心がけていると言います。
さらに使用するコメは仕事がないときに農作業を手伝わせてもらった地元の農園のものを使用。
【泊まれる劇場スロウプハウス 土田貴好オーナー】
「使用させていただくことだったり、高塚農園さんのお米を皆さんに知っていただくこと含めて恩返しという気持ちでやっている」
食器も秋葉区のものにこだわるなど地域への愛情の詰まったランチプレートです。
【高濱優生乃アナウンサー】
「お出汁がニンジンの隅々までしみていて、お野菜のあまみと出汁のうまみが口の中でじゅわっと広がっていきます。お米もちもちです。秋葉区の農家さんが作ったお米とフキを合わせたこちらのおにぎり、地域の愛を感じるような一品です」
店内の真ん中にはステージが用意され、最大15人が泊まれるこちらの施設。
【泊まれる劇場スロウプハウス 土田貴好オーナー】
「秋葉を満喫しながら、見ながら、そこでインスピレーションを受けて、そこで制作活動して、という感じでやりたいという希望があった。こういう場所を作りたいなとやっている」
地域の魅力をステージ…そして食で発信する土田さん。芸術と食のコラボレーションが地域を盛り上げます。