子供たちに水難事故から命を守ってもらおうと、服を着た状態で泳ぐ体験をする水泳教室が諫早市で開かれました。
長袖、長ズボンの普段着でプールに入る子供たち。
諫早市で開かれた「着衣水泳教室」です。
海や川で遊ぶ機会が増えるのを前に、水難事故から身を守る方法を知ってもらおうとスクール生を対象に開きました。
先生
「浮くものにつかまってどの向きで浮くんだった?上向きで浮きます」「息ができる、声が出せる、周りが見える、だから上向きです。しっかり覚えておいてください」
参加した約30人の小学生はペットボトルを使って体を浮かせる方法を学んだほか、水着に着替え、服を着て水に入った場合との違いを体感しました。
参加した児童
「洋服を着て入ってみると重く感じて、すぐ溺れると思った」「溺れないようにちゃんと周りを見て泳ごうと思った」
警察によりますと2024年の夏(7、8月)県内で17件の水難事故が発生し、8人が亡くなっています。
警察はライフジャケットの着用など、命を守るための行動を呼びかけています。