群馬県太田市の踏切で5月、待機中の車が次々と逆走や急な進路変更を行う危険運転が撮影された。踏切は短時間で開くにも関わらず、複数の車が逆走し、他の車と接触寸前の場面もあった。

踏切前で次々と逆走車が出現

群馬県太田市で5月25日午後5時前、踏切で頻発した危険運転の様子が撮影された。

センターラインを跨ぐように曲がる車
センターラインを跨ぐように曲がる車
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それは、撮影者が閉じた踏切を待っていた時だった。
前にいた車が次々と右折し、すぐ前の車はセンターラインを跨ぐように曲がっていった。

左車線を逆走してきた赤い車(視聴者提供)
左車線を逆走してきた赤い車(視聴者提供)

この直後、後ろからも赤い車が道路を逆走。踏切が開くのを待ちきれないのか、右折していった。さらに後ろからもう1台、黒い車も逆走。

突然の進路変更する車や逆走車が次々進入

その時、踏切が開いた。すると、これまで踏切待ちをしていた白い車がウインカーを出さず、突然右へ。そこに、逆走してきた黒い車が迫っていた。

逆走してきた黒い車と急な車線変更でぶつかりかけた白い車(視聴者提供)
逆走してきた黒い車と急な車線変更でぶつかりかけた白い車(視聴者提供)

撮影者は「ぶつかるかなっていう恐怖心はありましたね。このタイミングで何やってるんだろうって感じ」と語っている。

次々と現れる逆走車などで、踏切の前はまさにカオス状態だった。

撮影者は、「いわゆる“開かずの踏切”とは全然違う。1、2分もかからないくらいで踏切では進める状況になるところ。まずは安全を優先して運転してほしい」と話している。
(「イット!」 6月20日放送より)

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