「百日ぜき」の新規感染者数は、2週間ぶりに減少しましたが、依然高い水準が続いています。

「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。

国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、今月15日までの1週間で報告された全国の感染者数は2970人で、過去最多だった前の週(3044人)より減ったものの依然高い水準が続いています。

一方、風邪のような症状と頬に発疹が現れるのが特徴の「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の新規感染者数は1医療機関あたり2.03人と、2週間ぶりに減少しました。

厚生労働省は手洗いなどの対策を呼びかけています。